私が行っているモチベーション管理法
- zestishikawacho

- 7月17日
- 読了時間: 7分
こんにちは!パーソナルジムゼスト配原です。
前回の投稿からかなり空いてしまい、すっかり暑くなってしまいました。
夏の夜ってこんなに暑かったっけ?と思うのは私だけでしょうか。
夜風が気持ちいいという概念がもはやありません。
夜風で涼みながら庭で線香花火したり風鈴の音を聴きながらスイカを食べるみたいなことをするには蒸し暑すぎます。
数十年後の夏はどうなってしまうんでしょうか。
ちなみに三浦市の私の実家は目の前が畑で夏になるとスイカを栽培していたのですが、夏が終わる頃にはスイカが腐敗し始めてなかなかの匂いと、大量のカブトムシでカオスな状況でした。
と、こんな話は今日の話と微塵も関係なく本日はダイエットやトレーニングのモチベーションを維持するために私が行っていることを共有したいと思います。
よく聞くモチベーションの話で出てくるのが... 最初は行きたくなくてもとにかく1ヶ月継続して「歯磨きと同じような感覚にする」と言うものです。
これは個人的に暴論だと思ってます。
どう考えたって筋トレよりも歯磨きの方がハードル低いですし、歯を磨かないと虫歯になって痛いですし、口臭で人に迷惑もかけるので全くの別物です。
もっと取り組みやすい形で私なりに分解してお話ししたいと思います。
体を変えたいけどすぐにモチベーションが下がって運動しなくなっちゃうと言う方の参考になれば幸いです。
私はかれこれトレーニングを8年ほど行ってます。
そしてずっとトレーニングが楽しいです。
一方でジムに入会した時がモチベーションのピークを迎えて徐々に下がる方もいらっしゃいます。
そもそもの問題として、なぜモチベーションは下がるのか。
私が考えるモチベーション低下の原因は4つです。
一つ目は「目標が明確になっていない」
二つ目は「小さな成功を感じられない」
三つ目は「周囲の環境」
四つ目は「楽しくない」
まず一つ目の「目標が明確になっていない」についてです。
これは一番初めにやるべきことです。
私自身もトレーナーとして一番大切にしていることです。
痩せたいという方がいた場合、私はこれらの理由を必ず聴きます。
「なぜ痩せたいのか」「どんな時に痩せたいと感じたのか」「痩せる方法はいくつもある中でなぜパーソナルを選んだのか」「最終のゴールはどこを目指すのか」「それをいつまでに達成したいか」
このような質問を投げかけてゴールが決まったら、そのゴールを達成するための計画を一緒に考えていきます。
ここが明確になっていないと進めていく中で「なんのためにやってるんだろう?」と必ずなります。
そして人は他者に目標を共有すると成功率がぐっと上がります。
だからこそパーソナルでなかったとしても、最初の目標設定をしっかり練り、誰かに話してください。
二つ目の「小さな成功を感じられない」についてです。
これは一つ目の原因にも関係してきますが、自分がなりたい姿に近づいている実感がないとモチベーションは下がります。
成功期待感ってやつです。
何に取り組むにしても絶対無理、と思ってモチベーションが上がるわけがありません。
これ、もしかしたら続けてればワンチャンいけるんじゃね?と思えるから今の取り組みを継続する活力が湧いてくるんです。
だからこそ明確にゴールを設定して、ゴールに近づいているように感じることが必要です。
体重の数値、バーベルの重量、ウエストのサイズダウンなど少しでもポジティブな変化があれば少しずつ目標までの階段を登っている感覚になれます。
私は学生時代、数学に成功期待感がなさすぎて一瞬で投げ出したのを覚えてます(涙)
三つ目は「周囲の環境」についてです。
ここでつまずく方が意外と多いです。
例えば友達や職場の人、取引先に高頻度で飲み会に誘われる。
悪気はないけどジムに行っていることを小馬鹿にされる。
人の意志は思っているより弱いです。ダイエット中に美味しい韓国料理屋に行きたいと言っているイケメンや美女に誘われたらほとんどの方がいくものです。
たまにであれば良いですが、高頻度だと目標の達成は難しいです。
徐々に目標から遠のいていきモチベーションも比例して下がっていきます。
また日本ではジムに行くことが少しずつ浸透してきたとはいえまだまだ少数派なのが現実です。
職場で1人ダイエット食を食べていたり、飲み会に参加せずジムに行っていたりすると最初は色々と言われることもあるでしょう。
このような環境が少しずつ迷いの原因になります。
だからこそ目標を明確にすることやそもそもの環境を整えることが大切です。
私自身も元々駅員をしていた時は職場でプロテインを飲んでいると色々いじっていただいたりとありましたが、トレーナーに転職してからはプロテインを飲む行為は水を飲む行為と同じくらい普通のことですので特に何も言われませんでした。
こういった意味でも周りにどのような人がいるのか、協力的なのかは意外と重要になってきます。
最後の四つ目は「楽しくない」についてです。
そもそもですが楽しくないと続きません。
ただトレーニングは一般的な楽しいとは少し違います。
一般的な楽しい趣味としては「ゴルフ」「釣り」「カフェ巡り」「友達と飲み」「旅行」などでしょうか。
上記の楽しい趣味は前日から楽しくてウキウキします。
ただトレーニングが楽しみで寝れないと言うことは申し訳ないですが、まずありません(笑)
ただ私はトレーニングが好きです。楽しいとも思ってます。
何が楽しいかというと、しんどいものに立ち向かって乗り越えた瞬間や自分が昨日より強くなっている感覚、誘惑に打ち勝って筋トレしてる私イケてるじゃんみたいなのが楽しいです。
要するに金曜日、飲みに行かずジムに行っている自分に酔えるかどうかです。
自己満足だと言われればそれまでですがそれでいいんです。
自分を好きになることは良い人生を送る上でめちゃくちゃ重要ですから。
とにかくなんでも良いので楽しむ工夫をすることが大切だということです。
1人だと辛い場合は一緒にトレーニングする仲間を作れば良いですし、トレーニングをした日は好きなものを食べて良いルールを作るでも良いです。
自分の機嫌をとれる人はボディメイクの世界でも成功確率が高いです。
あとこれは別の話ですが人は労力を掛けた分、辞めることができず継続してしまうという習性があります。
サンクコスト効果と言われるものです。
例を挙げると、沢山貢いできたホストとの関係が中々切れなかったり、映画館でチケットを購入してポップコーンも買って映画を見始めたけどつまらない。
けどせっかくお金を払ったし最後まで見た方が良いのでは?といった心理状況のことを言います。
ボディメイクでも同じことが起こります。
ジムに通い始めて少し成果が出てくると、もう元には戻りたくなくなります。
なぜなら、せっかく続けてきた自分の努力を無駄にしたくないからです。
これを利用して...
ボディメイク優先の生活を継続して体を変える。
体を変えるためにジャンクフードの制限や家でNetflix観たいけどジムに行くようになる。
すると色々な誘惑に打ち勝って体を変えたのに元に戻りたくないという気持ちになってきます。
人は何かを得るより今あるものを失うことを嫌います。
このようにある程度結果が出ていくと自然に良い流れになっていきます。
まず最初にお伝えした四つのポイントで目標まで継続して、サンクコスト効果を感じるところまでやれたらモチベーションに振り回されることもなくなるはずです。
私も引き続き頑張っていきます。
皆さんの参考になったのであれば幸いです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
熱中症等に気をつけて夏をお過ごしください。
パーソナルジムゼスト代表 配原



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