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鼠径ヘルニア、変形性膝関節症で20年間悩まれていたお客様の話

パーソナルジムゼスト代表の配原です!


つい先日、パーソナルトレーニングをさせていただいている中で、嬉しかったこと、考えさせられることがあったのでお話ししたいと思います。


先日、カウンセリングにお越しいただいたお客様のことです。


その方は60歳、女性でした。


体に不具合がとても多く悩まれていて、将来歩けなくなったらどうしようと不安を覚えていらっしゃいました。


鼠径ヘルニア、変形性膝関節症を20年抱えていらっしゃり長く歩くことができない、股関節を曲げられないなど可動域の制限も多く見受けられました。


私のジムに来てくださる前にパーソナルジム、整形外科に通っても良くならず手術するしかないと伝えられることもあったそうです。


自分なりに工夫してみるものの、一向に良くならず半ば諦めているけど、もっと筋肉つけば良くなるかな?という思いでカウンセリングにお越しいただきました。


カウンセリングの中で痛みが出る動き、現在の姿勢を見た上で神経にアプローチをしたら良くなるかもしれないと仮説を立てました。


神経にアプローチしたところその場で可動域、痛みが軽減されスクワットが30回以上できるようになりました。


「痛くない!」「怖くない!」と驚かれており、これなら良くなるかもしれないと希望を持ってくださり、次の予約を取られ帰宅されました。


この時私は素直にお役に立てて嬉しいという気持ちと、少し複雑な気持ちになりました。


なぜ複雑な気持ちになったのか考えると


「この方の痛みがもっと早く痛みが取れていれば」「痛みで苦しんでいてパーソナルジムに行っているけど一向に良くならない人は他にも沢山いるんだろうな」と感じたからです。


多くのトレーナーさんは痛みが出ない上半身のトレーニングを行いましょうとお伝えしたり、お尻の筋肉が足りないから、反り腰だからなどお伝えするだけでその場で改善することは難しいと思います。


改善していない中で違和感を感じながらトレーニングすれば悪化してしまうリスクも蔓延っています。


何が言いたいかというと、自分の体を鍛えるのも良いけど、もっと体について勉強しようと言うことです。


今回の事例でいえば、慢性痛は神経が悪さしているケースが多いということ、股関節の支配神経である大腿神経や閉鎖神経は腰椎の2番〜4番から出ているということを学んでいたからできたことです。


膝の神経も腰椎の2番〜4番から出ているので、股関節と膝が悪いということで神経が悪さしているということの可能性が私の中で高まっていました。


大袈裟かもしれませんがこの情報で、これからの人生不安だったものから、ワクワクしていただけるようになるんです。


正直ここの部分はボディメイクやダイエットの分野で言うとあまり必要ありません。


趣味で筋トレしているだけなら重要ではない知識かもしれません。


ただ幅広い世代の方を担当するトレーナーであれば知っておく必要があると思います。


私もまだまだ人体について勉強不足です。


ただ毎日少しずつアップデートしていけば、困っている方を助けられる可能性は高くなり、助けられる方の幅もどんどん広まっていきます。


私一人でできることは少ないですがせめて私のジムに来てくださるお客様の体には100%の誠意で向き合っていこうと改めて感じる出来事でした。


本日はお役に立つ情報ではなかったかもしれませんが自分に言い聞かせるためにもブログを書かせていただきました。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

体調不良の方が増えておりますのでくれぐれもお気をつけください!


○パーソナルジムゼスト横浜元町・石川町

○神奈川県横浜市中区吉浜町1-9 エトアール吉浜604

1000分〜2200分(最終受付2100分)

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